今週のひと言

そもそも改憲派なのに

 五月二日に放送されたテレビ朝日系『モーニングバード』の名物コーナー、「そもそも総研たまペディア」の特集は〈そもそも改憲派なのに、今のままの改憲には「ちょっと待った!」な人々〉だった。登場した以下の皆さんの発言要旨を記しておく。
 漫画家の小林よしのり氏:憲法96条改正について
「国民投票法では有効投票の半数で改正できるということになっていて、ものすごくハードルが低い。その上で議員の数まで減らすと、世界の中でも最も低いハードルで、とんでもなく簡単に憲法が変えられるようになって、政権が変わるたびにいちいち憲法が変えられてしまう」「表現の自由があるから、わしは政府への辛辣な批判をやっている。自民党案ではそこに『公益と公の秩序に反しない限り』ということを入れこんでいるが、これでは国家権力によって『公の秩序に反する』と認定されてしまえば、書けないことがいろいろ出てくる」
 九条改憲を提唱する憲法学者・小林節慶応大学教授:96条改正について
「改正ルールの緩和を権力者側が言い出すのは憲法の本質を無視した暴挙」
 一水会最高顧問の鈴木邦男氏:自民党の改憲草案に「日本国民は国旗及び国歌を尊重しなければならない」という条文があることについて
「私は日の丸も君が代も非常に好きだが、だからこそ力ずくで歌わせることには反対だ。そうすると旗も歌も汚れてしまうと思う」