今週のひと言

「G8」報道の課題

 「世界平和アピール七人委員会」が「北海道洞爺湖サミット参加国首脳への要望」をまとめ、各国に送り、6月27日記者会見で発表した。
http://worldpeace7.jp/modules/pico/index.php?content_id=24
 委員の井上ひさしさんらは、「先進国首脳が集まることに反対するのではない。むしろ自分たちの責任を自覚して、いまの世界の問題に真面目に取り組んでほしいのだ」と強調した。しかし28日朝刊の在京一般紙ではほとんど扱われなかった。
 札幌では、同じ時期に札幌では、NGOが集まる「市民サミット」が開かれ、壮瞥町などで「オルタナティブ・ヴィレッジ」というキャンプも計画されている。北海道では書かれているようだが、東京紙には載らない。また、入管当局によるジャーナリストへの入国制限など、ほとんど載らない。
http://g8medianetwork.org/ja/node/186
代わりに載るのは、渋谷のデモで「中核派」が逮捕されたニュース。
 いま、世界はどちらに向いているのか? 「大国」の議論の陰で、高騰した食糧も買えない世界の貧困をどうするのか、「北の核」は議論しても、大国の大量所有の「核」を問題にしないでいいのか。
 メディアはいつまで民間の運動を敵視し続けるのだろうか。政府はいつまで世界の民衆に背を向ける行動を続けるのだろうか。