今週のひと言

「自由と繁栄」と「大東亜共栄圏」

 インドを訪問した安倍首相はアメリカ、オーストラリア、日本、中国を結ぶ「自由と繁栄の弧」づくりで突っ走っている。この風景を見て、アジアが思い起こすのは「大東亜共栄圏」。「独自外交」と言っても、問題のインドの核政策にも、同意こそ与えなかったが、「もの申す」姿勢はない。
 「かけがいのない日米同盟」とか言われるたびに、考えるのは、「この同盟、だれを相手にしたものか」ということだ。「同盟」には必ず敵対者があって、それと対抗する。一体いまの「同盟」の仮想敵はどこなのか?
 いま、日本は本当に問題を根本から考え直さなければならない時期に来ている。27日の改造の「お手並み拝見」だが、安倍政権の前途は波高し。メディアももう一回、頑張って政治を動かしたい。