今週のひと言

「9条改憲反対」の世論

 安倍内閣が登場した憲法還暦。はっきり言えるのは、どの世論調査にも「9条改憲反対」のムードが示されていることだろう。
 読売(4/5付)では「憲法を改正する方がよい」は前年比9p(ポイント)減で3年連続減。「改正しない方がよい」は7pアップでやはり3年連続。NHK(4/10)では「9条改正の必要はない」が44%で昨年比約5p増、日経(5/3付)も「改憲賛成」は51%だが、2年前と比べ3p減、「護憲支持」は6p増。
 もともと、内容を提示せず意見を聞く世論調査にどんな意味があるかは問題だが、6000を超えた「九条の会」や、安倍首相の「軍拡・改憲ラッパ」への危機感が「護憲ムード」を励ましている。
 3日付で「改憲賛成51%、反対19%」を大見出しにした毎日は他の調査と違い、9条では「改正容認派59%」。だがよく読むと、「一切変えるべきでない」と「何らかの改正が必要」の2択に振り分けるのを前提に聞いたそうだ。無理に結論(?)を求めすぎていないか?